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夏のおさらい②内部発熱の話

皆さん、家庭のエネルギー消費の内訳って知ってますか?

恐らく円グラフで見たことがある人が多いのではないかな。
多分、「冷房のエネルギー消費って思ったより少ないよね」
なんて話題で見たことが有るのだと思います。

暖房:22.9%
冷房:2.0%
給湯:27.8%
厨房:9.1%
照明・家電:38.1%
(資源エネルギー庁の2014年度データ)
夏のおさらい②内部発熱の話_f0139318_19060734.gif










今回は「照明・家電:38.1%」に注目していただきたいのです。
これ大きいですよね。
もちろん冷蔵庫や洗濯機なんかもここに入るので当然と言っては当然かも。
ホットカーペットなんかも暖房ではなくここに入っていると思います。

暮らしの省エネ目線では、「照明・家電」はかなり大きな項目だぞと。
白熱電球をLEDに替えたり、冷蔵庫やTVを最新の省エネタイプに替えたり、
ホットカーペット使わない、なんてのは削減効果大。


おっと、今回は夏のおさらいでした。
2回目は「内部発熱」

前回は外部から入って来る熱の話でしたが、
夏には家の内部にも敵がおりました。
それが「内部発熱」

「内部発熱」ってのは上で書いた「照明」「家電」あと「人」から発せられる熱の事。

窓の日除けをがっちりして、家の断熱がめっぽうよくても、内部から暑くしちゃっているんですよね。

「人」はだいたい100Wくらい発熱しているのですが、まあ「人」は減らさないとして、、、

照明器具、冷蔵庫、TV、パソコン、ゲーム機、インターネットなんかのルーターなんてものから四六時中熱が発せられ、
お部屋はどんどん温められているのです。

東京大学・前真之先生作成の内部発熱元別の室内温度上昇資料貼っときます。

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これって、省エネや光熱費の話もあるけど、快適性も損ねてますよね。
利便性を獲得して快適性を損ねているとも言える。

「人」が不快で出て行っちゃう前に「照明」「家電」何とかしようよと。

照明器具をLEDに、
古い冷蔵庫やTVは最新の省エネタイプへ、
TVは見てない時は消そう、
パソコンやゲーム機はシャットダウン、
スイッチ付テーブルタップ使って待機電力をカット。
省エネって言われると面倒になる人でも、快適性の為と思うとやる気出ますよねぇ

ではまた

by katosans | 2017-09-08 19:00 | 暮らし省エネ研究会


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