設計図面を手書きするときの寸法取りや、
図面の寸法を読むときにこんなモノサシがあります。
三角スケール(通称:サンスケ)といって、6種類の縮尺に対応した目盛りが付いています。
住宅設計で使う図面の縮尺(スケール)は、
主に1/100と1/50、時々1/20、まれに1/30。
現場の詳細検討には原寸(1/1)。
どれを読むにしてもこれ一本でまかなえる優れものです。
いったい誰が考案したのでしょうか?私は知りません。
私も学生時代から新卒でのゼネコン就職期間はとてもお世話になっておりました。
しかーし・・・
住宅業界に職を変えたとき、ヨーダのような先輩たちに、
「若者よ、ぜーんぶ普通のモノサシ(1mm目盛り)であたるのじゃ」と言われ、
無理やり三角スケールを使わずに図面を描かされたのでした(当然手描きです)。
しかも、住宅は尺に由来する寸法がベースですので慣れるまでは泣かされたものです。
苦労話はさておき、
そんなわけで、私は主にこのモノサシを使います。
15cmの金尺です。
薄いのでどこでも入り、しなるのでこんな風に、
持ったまま寸法が当たれます。
ただ、金属なので光って見づらいのが難点です。
実は、もっとすばらしいモノサシがあるのですが、今は持っていません。
たぶんカミさんが筆箱の中に持っていると思うので今度紹介します。
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