<   2012年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

実家の終い支度1

母の四十九日の段取りや連絡が済んで、葬儀の関係は少し落ち着いた。
本当なら四十九日を過ぎてから持ち出すのが筋の話だと思うが、
思い切ってこれからの暮らしをどうするか父と相談することにした。
というのも、私は一人っ子で兄弟はいない。父は一人暮らしとなる。

郊外の古い分譲地に建つ一戸建て。
駅までは3km程度あるので、徒歩はなかなか難しい。
車生活が前提の典型的な郊外ニュータウンだ。
父は車の運転が達者なので今のところは買い物などは不自由しないが、
もう79歳になるので車が無理になるのもそう長くは無いと思う。

一人暮らしとなると食事の問題も有る。料理は生まれた年代並で、作れる方でない。
ついつい外食がメインになるだろうが、車が無理なら味気ない仕出し弁当になるだろう。

今のところは、私が実家と自宅を交互に行き来する二重生活をして、
仕出し弁当の助けも借りることでうまくやっているが、そう長くは続けられそうは無い。

これからの季節は暖かくなってくるが、
断熱が弱く、温度バリアの大きい住まいに一人暮らしも気がかりだ。



さて、どうしたものかと父に切り出すと、
思った以上に単純明快な答えが返ってきて正直驚いた。

「一人で家と庭を手入れしていく事は、肉体的にも精神的にも無理」
「土地や地域には執着は無いのでどこにでも行く」
「趣味は碁だけだ。公民館でもあれば必ず会はあるし、碁は誰とでも楽しめる」
「お前達の住んでいる近くで部屋を借りて住むのでOK」
「自分の荷物は2階の6畳間に有るものだけ、後は仏壇くらいだ」
「後の物は処分してこの家も処分すれば良い。お前達の近くなら車も不要だろう」

鴨長明かと思った・・・
[PR]
by katosans | 2012-03-29 20:15 | 終い支度 | Comments(0)

ヒートショック考1

3.11からの1年、大いに価値観を揺るがされ、考えさせられる事が多かった。
特に仕事の面では、エネルギーと住環境について考え悩む1年だったといえる。

この1年の締めくくりに、母の死が突然やってきた。
死亡診断書には「急性心不全」という言葉が書かれたが、
「ヒートショックによる浴室での突然死」と表現した方が分かりやすい。

「ヒートショック」は、高断熱住宅を扱う仕事をしているのであまりにも耳に馴染んだ言葉だ。
しかし今までこれほどまでリアルに響いてきた事は無かった。
「ヒートショック」について考える動機を与えてもらったのだと思うことにする。

_________________________________________

まずは、母の住んでいた実家の状況からはじめよう。

所在:埼玉県入間市
建物:在来木造2階建て、4LDK、建売住宅
築年数:27年(1985年築)
居住者数:父母の2人

築年数から想像できるとおり、断熱はグラスウール、サッシはアルミ単層ガラス。
小屋裏と床下の断熱が非常に貧弱なタイプ。
当然、全館冷暖房は望めない。
夏冬はLDと寝室の単室を閉めて冷暖房を行う住まい方。
_________________________________________

昨年の大晦日、帰省した際に温度測定を行った。
以前載せたが、再度おさらい。

日時:2011/12/31 21:00測定

LD(南向き居室 FFガスファンヒーター24℃設定)
床:15.7℃
外壁面:21.7℃
天井(2階界床):22℃
(室温:24℃)

廊下(北向き 無暖房)
床:0.8℃
外壁面:2.6℃
天井(2階界床):4.8℃
(室温:10℃以下)

室温は測っていなかったが、
LDはファンヒーターの室温表示が24℃だったので仮に。
廊下は自宅マンションの廊下より明らかに低温に感じられたので10℃以下は間違いない。

体感温度は床・壁・天井と室温の平均値といわれる。
LDの体感温度=20.85℃
廊下の体感温度=4.55℃以下

LDと廊下の体感温度の温度差は16.3℃以上
(実際、廊下室温はもっと低かったと思うので20℃くらいかも)。


「床からの熱の逃げが大きい」

「居室はパワーの有る暖房機を使って24℃設定くらいで強力に暖める」

「居室の上下温度差が出るが、平均温度はどうにか20℃程度になる」

「無暖房の廊下や水廻りの床温度は外気温に近い、室温も無暖房なので10℃以下、平均の体感温度だと5℃以下」

断熱の弱い家の典型的な温度環境だと思う。
居室を快適にしたくて強力に暖房し、温度バリアが大きくなる。


ヒートショック考2では、
亡くなった2月24日に、母はどんな温度差のヒートショックを受けたのかを考察しようと思う。
[PR]
by katosans | 2012-03-28 14:06 | ヒートショック考 | Comments(0)

自宅の光熱費 電気3月検針

久しぶりに自宅で1泊。
電気使用量の3月検針分が届いていました。

電気使用量(2/13-3/12)
208kwh、5,263円

2月検針とほぼ同じ使用量でした。

今回の検針期間の半分は、私は葬儀の関係で実家に行きっぱなしで不在状態。
って事は、、、
私が居ようが居まいが我が家の電気使用量には何も影響が無いと言うことが分かりました(苦笑)
[PR]
by katosans | 2012-03-27 12:29 | 光熱費 | Comments(0)

しばらく更新休んでしまいました

実家で父と二人暮しをしていた母が先月末に亡くなりました。
葬儀や手続きに追われ、1週間ほど仕事も空けた為、この3週間は慌しく過ぎ去っていきました。

父が一人暮らしになるということもあって、
実家から仕事場に通い、自宅には荷物を取りに帰る程度となっていました。

そろそろ、少しずつブログ更新して行こうと思います。
母の亡くなった要因の「ヒートショック」の事、父が一人で住む家の「終い支度」など、
非常にリアルに考えるところもあるので、そういったことを書けると良いかなと思っています。


自宅の温度測定は、計測が2月23日までで一旦ストップしてしまいました。
未掲載分は自宅に帰ったときにアップしておきます。
暖房は、正月の2時間だけ稼働という先シーズンと同じ結果となりました。
これも、後で考察をしたいと思います。
[PR]
by katosans | 2012-03-18 13:12 | 日常の生活 | Comments(0)